REPORT特集

体験談|春の西都原古墳群を彩る「菜の花植え付け作業ボランティア」に参加!

2024.01.04



2023年12月16日(土)、西都原古墳群にて行われた「菜の花植付け作業」のボランティアに参加してきました。

どんな雰囲気?と気になる方のために、当日の作業の様子をお届けします。

「菜の花植え付け作業」は西都市の一大イベント?!

準備するものは〖動きやすい服装・長靴・軍手・飲み物・タオル〗という情報だけでの参加。

「スニーカーだと土に足が埋まって汚れるよ~」との話だったので、長靴を購入して準備万端で挑みます!



ボランティア=数十人ぐらいかなぁ...と思いながら、西都原の『このはな館』を目指して車を走らせると...



!?何か他にイベントがあるのかな?というぐらい、次から次に車が駐車場へ。



大型のバスも駐車場にとまっています。そして訪れた人たちは、集合場所の『西都原古墳群イベント広場』の方へ。



え?こんなにたくさんの人が参加する作業なの??

集合時間になると、西都市長の挨拶からスタート。



今回で33回目になったという菜の花植付け作業。

今年は各種団体・組織や学校、そして新田原基地&岩国基地から日米の隊員さん約100名の参加もあり、500名を超える人手となったのだそう。

「菜の花植え付け作業」は、まさに西都市の一大イベントなんですね。

「菜の花植え付け」の参加は初心者&お一人さまでも全然大丈夫!

知り合いもいないし、全くの初心者でも大丈夫だろうかと不安になっていた私。

でも事前にイラストで植え付け方法の説明がありました。



さらに「それでも不安」という人のために、実際の菜の花の苗を使っての説明。



懇切丁寧な説明で安心した後は、まだ手付かずの畑へGO!



どこの畑へ行けばいいかな...この中に混じれるだろうか...と臆していた私だけれど、なんせ植える本数は【約30万本】

500人で割ると、一人あたり600本植える計算なので、臆する必要はありません。

必要なのは、とりあえず畑に足を運ぶ勇気だけ。畑に足を運ぶと、苗が100本単位で置いてあります。



苗を手に取った後、植付けの手順は3STEP。



STEP1.根を溝に、葉を畝(うね)に寝かせる



STEP2.苗の根が地表に出ないようにしっかりと土をかける



STEP3.足で軽く踏み固める



誰かがポイポイ苗を置いていけば、根が出ている苗を見つけた人は埋めていくという、深く考えずにとにかくどれかの作業をしていけばOK☺︎

小さなお子さんもたくさん参加していて、みんな一所懸命。



参加者みんなの力を合わせ、広大な大地に広がる畑が、次々と緑色になっていきました。



植えた状態は苗が寝ているけど、そのうち自分の力で根を張って、すっくと立ちあがるのだとか。



えいやー!と何も考えず作業したので間違ってないか若干不安になったものの、プロの目で手直しもあるので、翌年には整然とキレイに花咲く光景が見られるのだそうです。

「菜の花植え付け作業」の後は美味しいひとときを♪

当初は2時間作業の予定だったものの、雨も降りそうだったので、はやめの1時間半で終了。作業を終えた人たちが次々とテントの前に並び、行列が。



行列の先には、西都市地域婦人連絡協議会のみなさま。



4年ぶりにふるまわれたという愛情たっぷりの豚汁は具沢山で、疲れた体に染み入る美味しさ。



お茶とチューリップの球根セットもいただけました。



まだ参加したことがないって人は、ぜひ参加してみてくださいね!

3月・4月には2000本の桜と30万本の菜の花の競演を楽しみに、約45万人の観光客が訪れる西都原古墳群。植えた場所を覚えておくと、春に再び訪れた際に感動もひとしおの体験ができるはずです。

西都原古墳の菜の花&桜

「菜の花植え付け作業のボランティア」および「菜の花の開花情報」詳細

毎年11月中旬ごろに、西都市観光協会のホームページにてボランティア募集のお知らせがあります。当日の飛び入り参加は大歓迎です!
     
場所 西都原古墳群イベント広場
お問い合わせ 西都市商工観光課
関連サイト https://www.saito-kanko.jp/

菜の花の開花状況は西都市観光協会のホームページおよび、西都市観光協会のInstagramアカウントでお知らせしています。ワクワクしながら開花を待ちましょう♪

この記事を書いた人

ゆるなび編集部

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