こんにちは!ライターのまつです。
宮崎県西都市に佇む、自然の美と神秘が共鳴する速川神社。
主宰神の瀬織津比咩命(せおりつひめのみこと)をはじめとして、四柱神等を祀る神社です。川を超え、山を登り、参道を辿る道のりはまさに冒険のようで、飲み物を持参しておくと安心です。
「願い事を一つだけかなえてもらえる」という評判から、多くの参拝者が訪れる秘境の地。
今回は、そんな速川神社の神秘的な魅力を探っていきます。
速川神社について
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住所
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〒881-0027 宮崎県西都市南方183−2(Googleマップ)
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参拝時間
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8:00~15:00
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定休日
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水曜日(社務所)※その他不定休あり
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その他
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社務所でお供え品を販売:生卵一包・ロウソク二本で百円 ※2023年10月時点
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駐車場
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あり
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西都市民だけではなく、宮崎県内外、国外からの参拝者も多い知る人ぞ知る神社です。家内安全、学業成就、各種試験合格、厄祓いの参りで知られています。
祓戸大神と云われる、瀬織津比咩命(せおりつひめのみこと)、速開津比咩命(はやあきつひめのみこと)、気吹戸主命(いぶきどぬしのみこと)、速佐須良比咩命(はやさすらひめのみこと)のお祓いの四柱の神をお祀りされています。
西都市街地から速川神社へ
西都市市街地より北に6㎞熊本方面へ車で行くことおよそ15分。
宮崎県にある広域観光ルートであるひむか神話街道(国道219号線)を進むと速川神社の駐車場が見えてきます。
駐車場のすぐ横には瀬織津比咩(せおりつひめ)の像があり「大祓詞」より「速川の瀬に坐す瀬織津比咩と言ふ神」と記されています。
像を前にしばらく見とれてしまいました。
象の横には造林記念碑もあります。
参拝前に知る速川神社の歴史

道路沿いにひときわ目立つ大きな鳥居。その存在感に思わず足を止めてしまいます。
ふと鳥居の横に目をやると、看板に速川神社にまつわる神話が記されていました。
・天孫ニニギノ尊はお供の瀬織津比咩命(せおりつひめのみこと)を速川の瀬の急流で亡くし、小祠を健立して御霊を慰めたことに始まるという伝説
・神社の周辺は昔から、男滝・女滝・蛇滝等と称する七滝ありと語り継がれ、その内の蛇滝が今の龍神の滝にあたる
・現在、参拝者が生卵一包を供えて祈願する習慣は、この七神に捧げる龍神信仰から発生したもの
参拝する前に歴史を知ることで清らかな気持ちになります。
鳥居の先に広がる参道へ
この記事で速川神社を訪れたのは、令和5年9月28日。
令和5年10月31日まで速川神社参拝道の災害復旧工事をされているとのことで一部迂回ルートを進んでいきました。
神社まで八七〇mという看板。
二つ目の鳥居が見えてきました。
木の杖も常備されておりこれから進む道が険しいことが予想されます。しっかり気持ちを整えて行きましょう。
目の前に姿を現す圧巻の景色
階段を降りていくと一ツ瀬川に掛かる沈下橋を渡り向こう岸に進みます。
川と森が目の前に広がり雄大な自然を感じることができます。
どこまでも続く自然の風景はまさに圧巻です。
迂回ルートを進み山の参道を進む
一部迂回ルートを進み、山道を歩き進んで行きます。
しっかり整備されていますが、体力が奪われます。
水分補給をしながら進みます。飲み物は必須です。
三つ目の鳥居近くで小休憩
ここまで来るのにも結構疲れてしまったので、三つ目の鳥居の横にあるベンチで少し休憩。山の中ということで風が吹いたら涼しいです。
ベンチ横の看板にはこれより先は細い参道になるとの記載がありました。
こういう心遣いが嬉しいですね。
自然を感じながら細い参道を進む
少し参道も急になってきた細い参道をひたすら歩いて行きます。思い返すとこのあたりが一番きつかったです。
山の虫、植物を感じながら進んでいきます。
自然の力を感じる樹木もたくさん。
こんなところから水が。
神社まで三〇〇Mの看板が見えホッとした気持ちになると同時に期待に胸が躍ります。
辿り着いたその先は
少し進むといよいよ最後の鳥居が見えてきました。ここまでの道のりを考えると辿り着いたという表現が適切かなと思います。
自然に囲まれた神秘的で美しい神社。しばらく鳥居の前でこの景色に見惚れてしまいました。
威厳に満ちた御社殿、心を清めるひととき
鳥居をくぐり境内に足を踏み入れると、威厳に満ちた御社殿が静かに佇んでいました。
手水舎で身を清めて参拝。龍神信仰ということで、あらゆるところに龍神様が潜んでいます。
龍神様の顔つきが素晴らしく、ピリッと気が引き締まりました。
社務所ではお供え品やお守りを購入することができ、運勢を占うおみくじも引くことができます。
滝と龍神様が織りなす神秘の風景
社殿の横にある龍神の滝は、水が勢いよく流れ落ち、周囲には厳かな空気が漂っています。
自然と一体化している龍神様の姿には、どこか神秘的な力が宿っているように感じられました。
生卵とロウソクを供える参拝方法についても、丁寧に記されています。
秘境の「速川神社」を訪れて
名残惜しい気持ちを後に歩いてきた参道を進み速川神社を後にします。帰りはほとんど下り坂になるので行きに比べたら楽です。
沈下橋を渡り最後の坂道を登っているところで鹿に遭遇しました。速川神社の参拝の心得にあるように近づかず、鹿が驚かないようゆっくり横ぎりました。
実際に参拝してみて多くの方が訪れる理由が分かった気がします。
自然を感じながら参道を歩きやっと辿り着くというのはこれまでにない経験でした。西都市に来られた際は皆さんもぜひ参拝に訪れてみてください。清々しい気持ちになれる素晴らしい神社です。