REPORT特集

宮崎県西都市「本格炭火焼 すぎの家」店主インタビュー|本格炭火焼と鮮魚に心を込めて

2025.08.17



宮崎県西都市の「 本格炭火焼 ほんかくすみびやき すぎの  」は、2012年創業の地元から愛される「居酒屋」の一つです。

杉尾 憲二 すぎおけんじ さんに、お店のこだわりや思い、今後の展望などについてお話しを伺ってきました。「本格炭火焼 すぎの家」ならではの魅力をぜひ知ってくださいね。

西都市の本格炭火焼 すぎの家|創業ストーリーと店名の由来

「本格炭火焼 すぎの家」の店主である杉尾さんが、なぜ宮崎県西都市に居酒屋を開業するに至ったのか。その経緯と店名の由来についてご紹介します。

「本格炭火焼 すぎの家」開業までの道程



高校中退後、宮崎県の高鍋町出身の杉尾さんが最初に飛び込んだのは、高鍋町にあるスーパーの鮮魚部門。若い頃から魚を扱う現場で経験を積み、宮崎県内の複数の店舗で鮮魚の仕入れや加工に携わってきました。

その後は、寿司チェーンの店舗開発部門に転身。九州の各地で新店舗の立ち上げに関わる中で、飲食業の店舗運営や開発の経験を積み重ねていきます。

その後、現場を離れて働くうちに、心の奥にあった「魚を扱いたい」という想いが再燃。一度は鮮魚の仕事に戻るも、時代の流れとのズレを感じ、改めて飲食の道に進むことを決意します。

居酒屋で串焼きの技術を一から学び、串焼き食べ放題、飲み放題のお店を宮崎市と高鍋町で各1店舗ずつ経営。味や接客、店づくりへの理解を深めていきました。

そして2012年、父の故郷である西都市に「本格炭火焼 すぎの家」を開業。魚と串焼き、どちらにも真摯に向き合う一軒として、地域の人々に親しまれ続けています。

店舗名の由来



「本格炭火焼 すぎの家」という名前は、店主の杉尾さんの名字からそのまま名付けたもの。

誰でも気兼ねなく訪れてもらえるような、あたたかさと親しみのあるお店にしたいという想いを込めています。

本格炭火焼 すぎの家 店主インタビュー|苦労と喜び、そしてこれから

「本格炭火焼 すぎの家」の店主である杉尾さんに現在に至るまでの苦労や喜び、そして今後の展望についてお話を伺いました。

お店を続けていくなかで大変だったこと



やっぱり最初の3年から5年くらいはきつかったですね。オープンしてもなかなかお客さんが来なくて。チラシも配ったけど、まだあまり知られてなかったですし、ほんとに大変でした。

そのあとも、体調を崩して手術したり、入退院が続いた時期とコロナが重なって…。常連さんも外で飲まなくなって、持ち帰り中心になって。あの時期は本当に厳しかったですね。

お店を続けてきて良かったこと



今までやってこれたことが、何よりもありがたいことですね。

外で飲まなくなった常連さんも持ち帰りで注文してくれたり、最近は新しいお客さん来てくれるので嬉しいですね。

今後の展望



もう年も年やから、いつまで続けられるかは正直わからんけどね。せっかくここまで続けてきたので、もしこの店をやってみたいって思ってくれる人がいるなら、引き継いでもらうのもいいかなと考えています。

この場所と、ここに流れる空気を、また誰かが守ってくれたら嬉しいですね。

本格炭火焼 すぎの家のこだわり



本格炭火焼 すぎの家は「炭火焼き」と「鮮魚」、どちらにも一切の妥協がありません。

串焼きはすべて炭火で、丁寧に焼き上げています。じっくりと火が入り、肉汁を閉じ込めた香ばしい仕上がりに。炭の扱い方や火加減、焼き時間にも長年の経験が光ります。




一方で、もうひとつの主役が「魚」です。

仕入れ先は、川南町の通浜漁港。その日の朝に水揚げされたばかりの活魚を、店主自ら現場で目利きして選びます。仕入れた魚はお店に運び、丁寧にさばいて刺身などに仕立てます。



天候や漁の状況によって魚種は変わるため、毎日メニューが違うのも魅力のひとつ。「今日は何が食べられるんだろう」と楽しみに訪れる常連も多く、魚料理目当てのお客さんも少なくありません。

串焼きと魚料理、そのどちらも主役として味わえるのがすぎの家の魅力です。

炭火の香ばしさと、新鮮な魚の旨み。一皿一皿に、店主の確かな技と経験が込められています。

本格炭火焼 すぎの家で本格炭火焼きと新鮮な鮮魚を

すぎの家の料理には、経験に裏打ちされた確かな技と、あたたかな人柄がにじんでいます。

串焼きも魚料理も、どちらもまっすぐに向き合ってきた姿勢が、店の味と空気に自然とあらわれています。

西都市を訪れた際は、ぜひ本格炭火焼 すぎの家で、心に温まるひとときをお楽しみください。

この記事を書いた人

まつ

2023.01に宮崎県西都市に移住してきた「まつ」です。

西都市地域おこし協力隊として、移住者目線で西都の魅力を発信しています。