宮崎県西都市の「LIFELONG」は、2018年創業の地元から愛される「ハンバーガーショップ」の一つです。
押川 博一 さんに、お店のこだわりや思い、今後の展望などについてお話しを伺ってきました。「LIFELONG」ならではの魅力をぜひ知ってくださいね。
西都市のLIFELONG|創業ストーリーと店名の由来
「LIFELONG」の店主である押川さんが、なぜ宮崎県西都市にハンバーガーショップを開業するに至ったのか。その経緯と店名の由来についてご紹介します。
「LIFELONG」開業までの道程
西都市出身の押川さんは、高校卒業後にニュージーランドへ留学しました。現地では勉学に励みながら、音楽仲間が運営するライブハウスで働き、音楽やカルチャーが身近にある日々を過ごします。
そこで仲間にすすめられて食べたローカルハンバーガーの味に衝撃を受けたことが、ハンバーガーに関心を持つきっかけとなりました。
帰国後は宮崎市でサラリーマンをしながら音楽活動を続けていましたが、「自分らしい表現の場として、音楽と両立しながら飲食に挑戦したい」という思いが強まっていきます。
やがて飲食に大きな可能性を感じ、本格的に学ぶため宮崎市のカフェに転職。3年間の修行で経験を重ねました。
そして2018年12月、地元である西都市にハンバーガーショップ「LIFELONG」を開業。音楽と同じように自分を表現できる舞台として、また西都から新しいカルチャーを発信する拠点としてお店をスタートさせました。
店舗名の由来
「LIFELONG」は一生涯という意味。ハンバーガーを作り続け、自分の人生を表現していくその覚悟を象徴する名前です。
LIFELONG 店主インタビュー|苦労と喜び、そしてこれから
「LIFELONG」の店主である押川さんに現在に至るまでの苦労や喜び、そして今後の展望についてお話を伺いました。
お店を続けていくなかで大変だったこと
もともと実家が農家だったから分かるんですけど、農家さんは自分でご飯を用意して食べる方が多いんですよ。だから昼に外食するって文化がそもそもあんまりなくて。もし食べに行くとしても近くの定食屋さんとかが多いんです。
そこにハンバーガーを割り込ませるのは、やっぱりなかなか大変でしたね。
あとは続けることそのもの。資金繰りもあるし、現状維持は衰退って言われるくらいだから、常に挑戦し続けなきゃいけない。それが一番大変ですね。
お店を続けてきて良かったこと
やっぱり西都の人と仲良くなれたことですね。知り合いや仲間が本当に増えました。この町で毎日暮らして、7年間お店を開け続けてきたからこそ分かることも多いですし、西都っていけてるじゃんって思える瞬間があるんです。
お店をしてなかったら出会えなかった人たちとも繋がれて、そういうのはすごく良かったなって感じますね。
今後の展望
もう1店舗はやりたいと思ってます。ハンバーガーじゃなくて、もっとシンプルで食べやすいもの。今少しずつ進めていますので、伝えられる時が来たらお知らせいたします。
あと、アメリカのバーベキュー料理にも挑戦中です。西都から新しい食のカルチャーを発信できると思ってます。
それと音楽のほうも、やっぱりどこかでちゃんと形にしたいと思ってるんです。作品としてアルバムを出すとか、自分なりの表現を残していきたい。
飲食も音楽も、どっちも自分の表現の一部なので、西都から発信できたら面白いなと思ってますね。
LIFELONGのこだわり
バンズは宮崎の人気パン屋ゲズンタイト特製。外はサクッ、中はふわふわに焼き上げられ、野菜の水分や肉汁にも負けない仕上がりです。最後までおいしく食べられる工夫が詰まっています。
パティは宮崎ブランド「まるみ豚」100%。冷凍を一切使わず、チルドで届いた真空ブロック肉を、ハンドチョップとミンチ機で極荒ミンチに。肉本来の旨みと食感を存分に楽しめる肉肉しいパティです。
クラブサンドやホットドッグ、タコライスやドリアなどのプレートメニューのほか、キッズメニューも充実。幅広い世代が楽しめるラインナップとなっています。
店内はアメリカンスタイルをベースに、ステッカーやグラフィティが飾られたレトロでポップな雰囲気。
音楽やカルチャーに関わる仲間たちの表現を尊重し、訪れる人々が自由にカルチャーに触れられる空間になっています。
自分のこだわりよりも、お客さんや仲間が大事にしているものを広めたいという押川さんの想いが、店全体に息づいています。
LIFELONGで最高のハンバーガーを
音楽と飲食、二つのカルチャーを両立させながら挑戦を続ける押川さん。ハンバーガーを通じて西都市に新しい文化を根づかせたいという想いは、店名「LIFELONG」に込められた一生涯の挑戦そのものです。
これからも西都市のローカルに根づきながら、食とカルチャーを掛け合わせた新しい表現を発信し続ける存在であり続けるでしょう。