2023.10.30
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by まつ
宮崎県西都市で昭和34年(1959年)に創業した「あかのや」。
地元の西都牛を使った焼肉をメインに、ランチにはボリュームたっぷりの定食メニューを提供するなど、長年地元の人気店として愛されてきました。
今回は代表を務める金丸健一(かねまるけんいち)さんに、創業の経緯やこれまでのエピソード、料理へのこだわりについてお話を伺いました。
「あかのや」のオープンの経緯や、これまでのお店の歩みをご紹介します。
「あかのや」の創業は昭和34年(1959年)。代表を務める金丸さんのお母さまが、うどん屋としてお店を開業したのが始まりです。
地元の小さな定食屋として親しまれたお店は、その後は金丸さんの奥様が経営を引き継ぎ、お店を切り盛りするようになります。
お店の看板メニューである焼肉の提供をはじめたのは昭和49年(1974年)。これにはちょっとしたエピソードがあります。
当時あかのやに訪れていた割烹店の店員と縁があり、魚屋を開業しようと考えた金丸さんは、宮崎市内へ業務用の冷蔵庫を買い付けに出かけます。しかしなかなか目ぼしい商品を見つけられず、その日は冷蔵庫の購入を諦めて西都市へと引き返しました。
その帰り道にたまたま立ち寄ったのが、親しくしていた肉屋のお店。そこで金丸さんは「魚屋を開こうと考えている」と友人に相談すると「それよりも焼肉屋をはじめてみてはどうか」と持ちかけられます。
肉用の冷蔵庫も友人が手配してくれると聞いた金丸さんは、その場で魚屋から焼肉へとアイデアを変更。さっそく自宅に帰宅してから奥様に相談し、とんとん拍子であかのやのメニューに焼肉が加わったと言います。
現在も奥様が中心となってお店を切り盛りするあかのやですが、金丸さんが会社員を退職後にスタートしたのが宮崎県産食品の加工販売。
冷や汁の販売からスタートし、鶏の炭火焼やチキン南蛮など宮崎の郷土料理を百貨店や物産館、オンラインサイトで販売。首都圏の大手百貨店とのご縁も生まれ、あかのやの味は全国へと広がっています。
「あかのや」の店名は地元の集落の地名だった「あかのづる」が由来だと言います。
お店を開業する際に、金丸さんのおじいさんから地元にちなんだ店名を名付けてはと言われ、「あかのや」と名付けられました。
「あかのや」の店主である金丸さんに、現在に至るまでの苦労や喜び、そして今後の展望についてお話を伺いました。
妻と息子が立て続けに大病を患った時期は、家族にとってもお店にとっても苦しい時期でした。
10年ほど前に息子が中心となって、あかのやに併設する形で蕎麦屋をオープンしたのですが、その直後に妻の病気が見つかり療養が必要になりました。
幸い回復して今は厨房に戻ってくれましたが、今度は息子が病気で倒れてしまい、療養が必要になりました。息子の復帰まではどうしても人手が足りないため、今は蕎麦屋は休業状態となっています。
それから、どの飲食店さんもそうですがコロナ禍は本当に大変でしたね。
あかのやは大人数の宴会でご利用いただくことが多かったのですが、コロナ禍は自粛ムードもあり、宴会がぱたりと止まってしまいました。
その後も以前に比べ宴会を開く機会が減ってしまったように感じています。
苦労の多い時期が続いていますが、それでもお店に足繫く通ってくださるお客様がいらっしゃるのはうれしい限りです。
コロナ禍は大変な思いをしましたが、ちょうどお店を改装しようと計画している最中の出来事でした。
当初はそれまで好調だった宴会客を見込んで大規模な修繕を計画していたのですが、コロナ禍により社会のニーズが大きく変化しました。
あのまま計画を進めていたら、大きな痛手になっていたかもしれません。今は新しいニーズを見込みながら、計画を調整している最中です。
そう考えると、苦しいことがあっても物事は捉え方次第で良い方向に受け取れる。店舗販売だけでなく、加工販売に挑戦したことも、今振り返ると頑張っていて良かったと感じる出来事の一つです。
これからは新しいニーズを見込みながら、お店のリニューアルを進めていきたいと思っています。
大人数の宴会向けの店づくりでなく、少人数でも足を運びたくなるお店へ、変化していきたいと考えています。
現在は家族経営で切り盛りしているキッチンも、外部から人材を招いて専門化していきたいですね。
近いうちに息子が復帰し蕎麦屋も再開できる予定です。
あかのやの人気メニューといえば牛肉や鶏肉を使った肉料理です。
焼肉は、地元の食肉店から仕入れた鮮度の高い食材が魅力。コースメニューから一品メニューまで豊富にご用意しています。
ランチの時間帯は定食メニューがおすすめで、「焼肉ランチ」や「牛ステーキ定食」は常連からも人気。「若鶏特製タレ焼き定食」は店主特製の味噌ダレを使ったメニューです。
「人気のあんかけ焼きそば」は、先代の時代から提供され続けている名物メニュー。
冷や汁やチキン南蛮といった宮崎の郷土の味を楽しめるのも、あかのやならではです。
宴会メニューで喜ばれるのが「地鶏鍋」と「もつ鍋」。
地鶏鍋は、地鶏のガラをコトコトと煮出した自家製の特製スープがベースで、コクと旨味のある味付けが人気。
「もつ鍋」はぷりぷりのもつと、たっぷりの野菜が入っており、もつの旨味がスープに溶け出しています。この味を楽しみたいと、長年多くの常連が足を運ぶ人気メニューです。
このほかにも「特製鴨鍋」「海鮮寄せ鍋」「キムチ鍋」「宮崎県産豚のしゃぶしゃぶ」など多彩な鍋料理がそろい、季節や気分に合わせて楽しめるのも魅力。
あかのやならではの味わいを囲めば、きっと心も体も温まるはずです。
地元の素材を使ったメニューを数多く提供している「あかのや」。宮崎の郷土料理を数多く提供しており、観光客の方にもおすすめです。
西都市を訪れた際は、ぜひ「あかのや」で宮崎の味をご堪能ください。
西都ゆるなび掲載ページ|焼肉・鍋料理「あかのや」
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