REPORT特集

初夏に味わう新茶の魅力。秘境 銀鏡の山茶摘み体験 ~週末を楽しむ夫婦の西都めぐり~

2026.05.29


 『次の週末、何しよう?』

自由に過ごせる休日を楽しみに日々を過ごす方もきっと多いはず。

北陸の雪国から宮崎に越してきた私たち夫婦もそんな2人。

『せっかくなら、今住む土地や暮らしをたっぷり楽しみたい!』

さあ、今週末はどこへ行く?

 

■初夏しか味わえない新茶。秘境 銀鏡で茶摘み体験

西都市街地から車で50分。
美しい山なみやきらめく川の景色を楽しみながら今回向かったのは、西都市 銀鏡(しろみ)。

秘境とも言われるこの地域に出掛けたのは、この時期にしか味わえない『山茶』の茶摘み体験をするため。


『山茶』とは、厳しい山の環境で自生する茶の木から作られるお茶のことだそう。

無農薬無施肥で育てられた新茶を収穫できるのは、この時期だけ。
普段は集落の方々のみで大切に収穫されている山茶ですが、この日は特別にその収穫から焙煎を体験させていただけることになりました。

さらに坂を上っていくと、山に囲まれた茶園に到着。
早速レクチャーを受けながら、茶摘み体験をさせて頂きます。

 



 『上から3枚分のやわらかくて若い葉だけを取るんですよ』と、銀鏡在住の濵砂紳一郎さん。
この時期の新芽の柔らかさを感じられるのは手摘みならではの体験です。



思ったよりも摘み取るのはぷちっと簡単。
とはいえ、たくさんの葉を摘むのにはなかなか根気がいりました。





約30分でこれくらい収穫できました。

なんとなく新芽だけを摘むのはかわいそう…と思う私の傍ら、黙々と摘み続けた夫(笑)
これならお茶の焙煎もできそうな量です(笑)

■焙煎。川辺で過ごすお茶を学ぶひととき

お茶摘みを体験したところで、次は焙煎の仕方を学んでいきます。
銀鏡川のほとりにセットされたテーブル。川のせせらぎを満喫しながらのワークショップです。



今回体験したのは簡易的な焙煎方法。
ひとつかみほどの新芽を乾煎りし、揉んでいきます。カサが減ってきたらもう一度乾煎りをしてお茶にしてゆきます。

 



繰り返すことで嵩が減り、乾燥してきます。

出来上がったお茶をティーバックに詰めてお味見。

青々とした香りで味わいが濃い!
手間はかかりましたが、これだけでもお茶ができるなんて。

お茶ってこういう風に作られているんだ…と改めて感じて、普段何気なく飲んでいるお茶の有難みも感じました。


■新山茶作り。オリジナル山茶を作ってみよう!

出来上がったお茶を飲みながら、今度はお茶のブレンドを体験。

緑茶かとほうじ茶のからベースのお茶を選んで、西都の農家さんで収穫されたフルーツや香り豊かなハーブを自由に加えながら、オリジナルの山茶を作っていきます!












 

ハーブの効能や味わいを考えて、何をブレンドしようか悩むのも楽しい…!

すり鉢でブレンドしていきます。


 

夫は銀鏡名産かぐらの里の柚子に緑茶。私はリラックス効果もあるカモミールに苺大野屋さんのいちごやみずまぶどう園さんの干しぶどうを加えたほうじ茶。

オリジナルのタグもつけて特別感。帰ってからの楽しみができました!


こちらのワークショップはさいとマチナカマルシェで体験できることもありますよ!
 


 

■お茶にぴったりなティースプーンを作る

最後はティースプーン作り。

教えてくださるのは、YAMATO Wood Worksの山戸先生。
事前に形を作ってくださったティースプーンを、やすりで好みの形に削っていきます。

ティースプーンは塗装などを施さず、お茶の香りや風味を邪魔しないものにしているのだとか。
お茶のための素敵な1本が出来上がりました!

 



 

すべてのワークショップが終了した後は、やわらかな新茶の芽の揚げたて天ぷらを頂きました。

やわらかな葉っぱにお茶のほのかな苦み。軽くっていくらでも食べられてしまいそう!!
 

この味わいは摘みたてならでは。時間が経つとどんどんお茶の葉の発酵が進んでしまうそう。
この時期、この瞬間しか味わえない特別な美味しさを堪能しました!

 

■旅のその後。ジビエカレーに山茶ペーストのマフィン。

お昼過ぎに終了したツアー。
せっかくなのでお昼ご飯に、東米良 山の駅 銀鏡で土日限定というシシカレーを頂きました。

素敵な景色を前にジビエカレー。椎茸の甘煮が添えてあるのも嬉しい。


たくさん楽しんだ帰宅後。
お土産にたっぷりもらった新茶の葉をさっとゆでてブレンダーにかけ、山茶ペーストを作りました。

さっと一度茹でることで、鮮やかな緑色がキープできますよ!
 


ゆっくり過ごせるある日。

山茶ペーストと偶然見かけた西都のゴールドラッシュを使って、山茶のマフィンを焼きました。

 

先日のワークショップで作ったお茶をお供に。

銀鏡での体験を思い出しながら、お茶尽くしのブランチです。

■山茶から学んだお茶作り。次は西都で何しよう!?

銀鏡での茶摘み体験。

美しい景色に、初めての茶摘み体験、オリジナルの山茶作りに自分だけのティースプーン。

銀鏡での体験はとても特別なものになりました。

 

普段何気なく食し、使うものの成り立ちを考える。

身近にあるのに気付かなかった新たな場所に行く。

西都での日々は私たちにそんな時間を与えてくれます。

さあ。次は西都で何しよう!?


●Information
 

▼開催概要

日 時:5月9日(土)9:30~12:30

集合場所:JAみやざき東米良(西都市銀鏡685)

参加費:4500円/一人

定 員:8名

持ち物:動きやすい服装、帽子、軍手、虫除けスプレー

URL:https://shiromi-tea.peatix.com/view

 

この記事を書いた人

ナオ