REPORT特集

西都古墳まつり | 古代ロマンと多彩な催しで楽しむ2日間!

2024.11.21

 

毎年11月の第一土曜日と日曜日に開催される、宮崎県西都市の秋の風物詩「西都古墳まつり」。

初日に行われる「炎の祭典」は、古代へのロマンを感じさせる壮大な演出で、多くの注目を集めるイベントです。

また、両日を通して繰り広げられる、古代へのタイムスリップを思わせるさまざまな催しも見どころのひとつ。

今回は、2024年11月2日(初日)・3日に西都原古墳群の御陵墓前広場で開催された催しの様子をお届けします。「炎の祭典」の様子は、下記の特集記事をご覧ください。

※11月2日(初日)の神楽まつりは雨天の為、中止になりました。

初日:西都古墳まつり1日目を締めくくる「古墳太鼓奉納」



初日のメインイベントである炎の祭典が終了した後に披露される「古墳太鼓の奉納」。



西都古墳太鼓保存会のメンバーによる演奏は、西都原古墳群に力強く響き渡りました。
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太鼓の音色は、まるで古代人たちの魂が呼び覚まされるような神秘的な雰囲気を醸し出し、観客を古代へと誘います。



圧巻の演奏とユーモアたっぷりの演出に、会場は一体感に包まれ、大きな歓声が響き渡りました。

両日:地域のおもてなし!ふるまい&地場産業展



2日間にわたり開催される、西都市の豊かな農産物や特産品が所狭しと並ぶ「地場産業展・地場産業祭」。地鶏、ゆずジュース、鮎の塩焼きなど西都市の名物を多くの来場者が楽しんでいました。



古代米を使ったふるまいは、希少性や特別感に加え、古墳まつりの雰囲気にぴったりのグルメとして多くの方に好評です。初日には、西都市地域婦人連絡協議会の方々が手作りしたお餅と雑炊がふるまわれました。

お餅はもっちりとした食感に加え、古代米ならではの豊かな風味が口いっぱいに広がる一品。



雑炊は優しい味わいながらも、古代米の芳醇な香りが引き立ち、心も体も温まりました。



西都市地域婦人連絡協議会の皆さんの腕前が存分に発揮された、心に残るおもてなしとなりました。



2日目には炎の祭典のメンバーによる、古代米を使ったポン菓子がふるまわれました。行列ができるほどの人気で多くの来場者が古代グルメを楽しみました。

両日:古代へタイムスリップ!様々な体験コーナー

古代ロマンを感じられる体験コーナーも多くの来場者でにぎわい、イベントを盛り上げます。

両日:古代生活を体感できる「火おこし体験」



火おこし体験では、老若男女問わず多くの参加者が古代の技に挑戦。まずは講師から丁寧な説明があり、その後、実際の火おこしを体験します。



最初は戸惑う参加者も多かったものの、煙が上がった瞬間の歓声と達成感に満ちた表情が印象的でした。

2日目:西都古墳まつりの記念に「勾玉作りのコーナー」



勾玉作りのコーナーも大人気で、長蛇の列ができていました。



勾玉作りは講師の指導のもと、石を削り、磨き、仕上げに艶を出す体験ができるコーナーです。参加者それぞれが真剣な表情で取り組んでいました。



完成した勾玉は、古代のアクセサリーとして持ち帰ることができ、老若男女に好評でした。

2日目:熱い勝負が繰り広げられる「コフリンピック」



古代をモチーフにしたユニークな競技の数々で会場を沸かせたコフリンピック。

鬼の俵投げでは、重さのある俵を遠くへ投げる力強さが試され、参加者たちは力を振り絞って挑戦しました。



鏡型の円盤を投げるイワナガ姫の鏡投げは、見た目以上にコントロールするのが難しそう。



古代人に挑戦する綱引きは、古代人チームと現代人チームの対抗で行われ、会場が一体となって盛り上がりを見せました。



2024プレナスなでしこリーグ1部優勝のヴィアマテラス宮崎の選手たちをゲストに迎えたキックターゲット対決も白熱。



プロの選手と対戦できる貴重な機会に、子どもたちの目が輝き、次々と挑戦していく姿がとても印象的でした。その真剣な表情と笑顔が、会場に温かな雰囲気をもたらしました。

2日目:伝統芸能から催しまで奉納行事も開催

西都古墳まつりの二日目には御陵墓一般参拝や奉納行事も開催。奉納行事では西都の伝統芸能や市内児童・園児による催し物が一堂に会して奉納されます。

御陵墓一般参拝



まつり会場の 西都原御陵墓前広場 さいとばるごりょうぼまえひろば の隣には、古代の神話の登場人物であるニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの御陵墓と伝えられる「 男狭穂塚 おさほづか 」と「 女狭穂塚 めさほづか 」が静かに佇んでいます。

御陵墓は、普段は立ち入りが禁止されていますが、まつりの2日目には、1年に一度だけ一般参拝が許可される特別な日が訪れます。

※御陵墓の撮影は禁止となっています。

市内児童・園児による催し物







地元保育園児たちによる愛らしい踊りで会場全体が和みます。みなさんこの日のために一生懸命練習してきたことが伝わる催しでした。

伝統芸能も披露







安土桃山時代に起源をもつ伝統芸能から、昭和に新しく誕生したものまで、歴史あるものから現代の息吹を感じるものまでが一堂に会して奉納を行いました。

新旧さまざまな芸能を一日で堪能できる奉納行事は、多彩な魅力がぎゅっと詰まった特別な時間でした。

フィナーレは古墳太鼓と武人の舞のコラボレーション








西都古墳まつりのフィナーレを飾るのは、「西都古墳太鼓保存会」と「武人の舞」のコラボレーション。力強く響く太鼓の音と、武人たちの勇壮な舞が会場全体を包み込みます。

これまでのプログラムを締めくくるかのように、迫力とエネルギーが渦巻き、観客たちはその一体感に引き込まれていました。

古代から続く物語と地元の伝統が交差する瞬間であり、まさに西都古墳まつりの象徴的な光景でした。

最後はみんなで古墳でこーふん健康体操







西都古墳まつりのラストには、日本遺産の宮崎の古墳と健康をテーマに作られた「古墳でこーふん健康体操」が行われ、会場は笑顔でいっぱいに。

健康づくりをテーマにした体操ですが、地域の伝統と歴史を取り入れた歌詞や振り付けがユニークで、観客も一緒になって体を動かし、西都古墳まつりのラストの時間を楽しみました。

「西都古墳まつり」で古代ロマンを体感しよう!



「西都古墳まつり」は、古代の文化と地元の人々の温かさを肌で感じられる、とても特別なイベントでした。

歴史をテーマにした多彩な催しが、まるで古代の世界にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれ、神話や伝統をすぐそばで感じる貴重な体験となりました。

ぜひみなさんも、西都古墳まつり訪れて古代ロマンに触れ、西都市の魅力を発見してみてください。

この記事を書いた人

まつ

2023.01に宮崎県西都市に移住してきた「まつ」です。

西都市地域おこし協力隊として、移住者目線で西都の魅力を発信しています。