REPORT特集

初めてなのに懐かしい。西都夏まつりで過ごす夏の宵

2026.07.30

 『次の週末、何しよう?』
自由に過ごせる休日を楽しみに日々を過ごす方もきっと多いはず。

北陸の雪国から宮崎に越してきた私たち夫婦もそんな2人。
『せっかくなら、今住む土地や暮らしをたっぷり楽しみたい!』
さあ、今週末はどこへ行く?

西都4大まつり、『西都夏まつり』へ。

今回出掛けたのは、西都4大まつりの1つである『西都夏まつり』。
西都夏まつりとは、西都の伝統的なお祭りで、3日間にわたって様々な催しが開催されます。

週末金曜日、いつもよりちょっと早く夫婦2人で仕事を切り上げて、そんなお祭りに初めて伺いました。

祭りの見どころ!『互親組(ごしんぐみ)の太鼓台』

西都夏まつりの見どころの1つが、祭りの初日と最終日に行われる『互親組の太鼓台』。
赤・白・青・黄の4色で彩られた太鼓台を4色に分かれた班員が担ぎ、市街地を練り歩きます。
太鼓台の上には4人の子供たちも乗り込んでいて、掛け声とともに太鼓を叩き続けます。

訪れたのは祭りの初日。
初めて見る太鼓台をすこし緊張しながら待っていると、威勢のいい掛け声と太鼓の音、それから沢山の担ぎ手と見物の方たちが、少しずつ近づいてきました。


想像以上の担ぎ手の数、そして熱気!
迫力に圧倒されていると、太鼓台の見どころ『練り』がスタートしました。


各色の班員が太鼓台を押し合い、太鼓台を上に上に持ち上げ、倒そうと競い合います。
太鼓台は激しく動き回り、時に私たちの間近にも迫ってきます。
その熱気と迫力は圧巻です!


太鼓台の上では子供たちが勢いよく太鼓を叩き続けています。
大きく揺れる中、力強く太鼓を叩き続ける姿、とってもカッコイイです!
太鼓台に乗ることは、子供たちにとっての憧れでもあるそうです。

激しく練りが繰り広げられる中、ついに太鼓台が倒されました。

完全に上下逆さまになる太鼓台。
太鼓台が倒れた方向には、福がやってくると言われているそう!
祭りの間、何度か太鼓台の練りは行われ、色々な所へ福を運んで行きます。



各色の班員たちの円陣と気合入れの時間。
班員たちは汗びっしょり。
でもとっても清々しく、祭りを本当に楽しんでいるようでした。


太鼓台の上にのる少年たちと、それを見守りサポートする親御さんたちの姿。
太鼓台の練りに惹きつけられるように、集まる地域の人々。

子供も大人も、1年に1度の特別な瞬間を満喫しています。
その光景に、幼いころに参加していた故郷の地域のお祭りを思い出しました。

お神輿や獅子舞、家族や近所の人たちが担ぎ手や役を担い、家族や友達とそれを見物しサポートする。
そんな懐かしいお祭りの風景、いつもとは少し違う高揚感。ワクワクする気持ち。

故郷から遠く離れた西都でそんなことを思い出すなんて…
なんだか温かくて懐かしい気持ちになりました。

まつりの雰囲気を満喫。出店やキッチンカー、様々な催しも。

お祭りは18時以降から会場周辺の広い範囲が歩行者天国となり、色々なお店や催しものも行われていました。



『あーこの雰囲気、祭りって感じだね。』、『小さい頃はどんなお店が好きだった?』
『昔、わたがしを買ってきて、お皿に置いておいたら、全部溶かしちゃったことがあったな(笑)』
そんなお互いの夏祭りの思い出を話しながら、祭りをめぐります。


今年はキッチンカーも初登場だそう。
地域の魅力的なフードも並びます。


2か所のステージでは様々なパフォーマンス。
平助ステージでは地元の子供たちが元気な太鼓やかわいらしいダンスを披露していました。


地元の中学生は、クラブ活動の一環でお祭りの来場者にアンケートを行っていました。
こんな風にお祭りと関わっていくのも、なんだかいいなあと思います。


西都の竹あかりプロジェクトの展示も。
お祭りの雰囲気と合っていて、素敵でした!


色々めぐっていたらあっという間に夕暮れ。
すっかりおなかもすいてきたので、夜ご飯を食べにいくことにしました。

夜のお楽しみ。『野乃家』で頂く妻地鶏七輪焼きと十割蕎麦

『夏といえば焼き物がいいね!』と夫と話して決めた夜ご飯は、お祭り会場からもすぐの『野乃家』さん。
お昼は十割蕎麦を中心としたランチ、夜は個室で妻地鶏の七輪焼きを楽しめます。



『地鶏の焼き物も食べたいし、色々な串も食べられたらいいね。』
『〆のお蕎麦も食べたいな~』
お店の方におすすめを伺いながら、お食事を選ばせていただきました!

ということで、まずは乾杯!


七輪に炭を入れてもらって、この炭で食材を焼いていきます。
七輪焼きは初めてなので、とっても新鮮です!



今回頼ませて頂いたのは、炭火Aセットを1つと串の盛り合わせなど。
Aセットの小鉢と焼き野菜。
小鉢には夏らしいおばんざいが並びほっこりしました。
焼き野菜はピリ辛のたれで頂きます。


Aセットの妻地鶏と妻地鶏のせせり。
妻地鶏はやわらかくて炭火の香りが香ばしい!せせりの歯ごたえも美味しいです!


お任せ串セットが売り切れてしまっていたので、
お店の方のチョイスで作っていただいた串セット。
『ウインナー食べたかったんだ~(笑)』。
心遣いも含めてなんだか嬉しいオリジナル盛り合わせです。

ゆっくりお肉を焼きながら、お祭りのことを話せるのも、個室七輪焼きの魅力。
今日一日の余韻に浸りながら、のんびりと食事を楽しむことができました!


〆のお蕎麦。
あたたかいものと冷たいものが選べたのがとっても嬉しかったです!
私はしみじみあたたかいものを。夫は蕎麦といえば『ざる』の人なので、冷たいお蕎麦です。


おなかはいっぱいなのに、やわらかく優しい味のシンプルなお蕎麦はするすると食べられてしまいました。あっという間に完食。幸せな満腹です!

初めてなのに懐かしい。西都夏まつりで始める夏のはじまり

帰り道。
すっかり暗くなった広場にはまだまだ沢山の人たちが、思い思いの時間を過ごしていました。



出店で食べ物を買ったり、催しを楽しんだり、太鼓台の音もまだどこかから聞こえてきます。
道行くどの人も楽しそうで、生き生きとしています。

『お祭りっていいね。』、『夏が来たって感じだね。』
祭りの景色を眺めながら、のんびりと歩く夏の夜は、ちょっと特別な1日でした。

初めて訪れた西都夏祭り。
それなのに、なんだか懐かしい。

太鼓台の熱気や活気、祭りを存分に楽しんでいる姿。
祭りを支え、盛り上げる方たちの温かさ。
幼い頃から変わらない祭りの賑わいやどこか懐かしい光景。

ちょっとあったかい気持ちになって家路についた、夏の夜でした。

西都夏祭り 開催概要

▼日時
令和8年7月17日(金)~19日(日) 18:00~22:00

▼場所
宮崎県西都市小野崎
平助通り・小野崎通り周辺

▼お問い合わせ
西都夏まつり振興会事務局(西都商工会議所内)
TEL 0983-42-6611(西都夏まつり専用)
TEL 0983-43-2111(西都商工会議所)

▼WEBページ
https://www.saito-kanko.jp/news-cate/2026saitosummerfes/
 

この記事を書いた人

ナオ