宮崎県西都市にある「Coin de Nature(コアンドゥナチュール)」は2024年3月16日にオープンした洋菓子店です。
店主の本部
未央 さんに、こだわりや思い、今後の展望などについてお話しを伺ってきました。「Coin de Nature」ならではの魅力をぜひ知ってくださいね。
西都市のCoin de Nature | 創業ストーリーと店名の由来
本部さんのパティシエとしての歩みは、高校卒業後に始まりました。大阪の調理師専門学校で製菓の基礎を学び、東京・南青山のケーキ店で4年半の経験を積みながら技術を磨いていきます。
その後、神戸のホテルでパティスリー部門で製菓長を務めるなど、キャリアを積み上げていきます。
さらに、本部さんは新たな挑戦を求めてフランス・パリへ渡ります。そこで、飛び込みで訪れたレストランでパティシエとして働く機会を得て、驚くことに、そのお店はミシュラン一つ星を獲得。
本場フランスでの修行期間中、世界レベルの技術と洗練された感性を身につけていきました。
帰国後は再び神戸に戻り、ホテルで10年間働きながらその経験を着実に深めていきます。
2022年から自分のお店を持ちたいという夢を胸に、地元・西都市で店舗オープンの準備を始めます。そして、2024年3月16日、念願の「Coin de Nature」をオープンし新しい挑戦が始まりました。
この長年にわたる豊富なキャリアが、今の本部さんの技術と創造力の
礎 となっています。
「Coin de Nature」店舗名の由来
「Coin de Nature」という店名には、フランス語で「自然の一角」という意味が込められています。
本部さんは、季節の移り変わりに感じる空気感を大切にし、店内の内装には木材を使用。まるで自然の中にいるかのような香りと雰囲気を味わえる空間づくりにこだわっています。
都会の喧騒を離れて訪れるお客様にとっては、心から癒される静かな場所を提供し、地元の方々にとっても新たな魅力あふれるスポットになることを目指しています。
自然豊かな環境の中で、ゆっくりとした時間を過ごしながら、自身が創り出す新しいパティスリーの世界を存分に楽しんでほしい。そんな想いが詰まっています。
Coin de Nature店主インタビュー | 苦労と喜び、そして今後の展望
「Coin de Nature」の店主である本部さんに現在に至るまでの苦労や喜び、そして今後の展望についてお話を伺いました。
大変さより、やりがいが勝る日々
オープンから5ヶ月が経ち、本部さんは大変さよりも「やりがい」の方が勝っていると感じているそうです。「自分のオリジナリティを自由に発揮できるのが楽しい」と語り、日々の仕事に喜びを見出しています。
特に、お客様の反応を直接感じられることが一番の喜びだといいます。
店内にはガラス張りの厨房があり、そこでお客様の表情を見ながら作業ができる環境は、心地よい緊張感をもたらし、モチベーションを高める源になっています。
「プレッシャーを感じながら仕事をするのはとても大切なこと」と話す本部さん。
たとえ一人で作業しているときも、常に緊張感を持ち、高い品質を維持するための努力を怠りません。その姿勢がパティスリーへの情熱とこだわりを支えているのです。
五感で楽しむスイーツ空間へ
今後の展望について、本部さんは「お店をさらに進化させたい」と語ります。
まず、目の前でデザートが仕上がる過程を楽しめる、特別なデザートコースの提供を計画中です。お客様にとって、視覚でも味覚でも楽しめる、一段と特別な体験を目指しています。
さらに、外部のスペースを活かし、クレープなどの軽食メニューが楽しめるテラス席の設置も検討中です。これにより、訪れた人がもっと気軽にスイーツを楽しめるリラックスした空間を作りたいと考えています。
また、メニューは季節ごとの素材やその時々のインスピレーションに基づいて柔軟に変化させ、常に新鮮で独自性のあるアプローチを追求します。

固定概念にとらわれず、お客様のニーズや季節感に合わせた新しい体験を提供し続けることを目指しています。
Coin de Natureの魅力 | 季節の恵みが織りなす至福のスイーツ体験
技術と情熱の詰まった洋菓子メニューが揃っている「Coin de Nature」その魅力を探っていきましょう。
季節を感じるパティスリー
現在、Coin de Natureでは洋菓子がメインとなっており、季節ごとに変わるショーケースが大きな特徴です。
定番のプリン、ショートケーキ、シュークリームは常に用意されていますが、それ以外のメニューは、季節や本部さんのインスピレーションに応じて入れ替わります。
また、クロワッサンやパンオショコラ、クッキーといった焼き菓子も提供しており、こちらも季節に応じてラインナップが変化します。
季節感を大切にした洋菓子作りが、お店の魅力のひとつです。
特に注目すべきは、本部さんがこだわり抜いて作るジャムです。
旬のフルーツを使って作られる独創的なジャムは、基本的に同じ味は一度しか作られないため、その希少性も大きな魅力です。
「一度作ったものをもう一度作らない」というポリシーのもと、常に新しい味を追求しています。
四季折々の変化を大切にし、春夏秋冬それぞれに合わせたメニューを提供しつつ、常にお客様に新鮮な驚きを届けることを心がけています。
パティシエの情熱が詰まったお店
Coin de Natureは、本部さんの長年の経験と情熱が結実したお店です。
自然との調和を大切にしながら、季節ごとに変化する洋菓子の数々は、訪れる人々に新鮮な驚きと喜びを提供しています。
ガラス張りの厨房で繰り広げられる職人技、季節を感じさせる多彩なスイーツ、そして独創的なジャム。これらすべてが、パティシエとしての経験と創造性の結晶です。
今後は、デザートコースの提供やテラス席の設置など、さらなる進化を遂げるという「Coin de Nature」。
パティスリーの枠にとらわれない、多様な楽しみ方ができる空間として、地元の人々はもちろん、遠方からの来訪者にとっても魅力的な場所として多くの人々の心に寄り添う存在となることでしょう。