こんにちは!ライターのまつです。
今回は、西都産ピーマンを使用した独創的な商品3選をご紹介します。西都市の豊かな農業と地元企業の創意工夫が生んだ、ここでしか味わえない魅力的な逸品ばかりです。
どんなアイデアが詰まったご当地グルメなのか、ぜひ最後までお楽しみください。
西都市が誇る農作物ピーマン
宮崎県は日本有数のピーマン生産地として知られています。温暖な気候と豊富な日射量を活かし、昭和53年から平成16年まで生産量日本一を誇った歴史を持ち、現在でも全国第2位の生産量を維持しています。
宮崎県の中でも西都市は、作付面積91ヘクタール、年間9,450トンもの収穫量を誇る県内随一のピーマン産地です。この恵まれた環境で育つ西都産ピーマンは、その品質の高さから多くの注目を集めています。
平成4年には、JA西都ピーマン部会が日本農業賞を受賞し、「ピーマン日本一」の称号を獲得。この輝かしい実績は、西都市の農家たちの努力と情熱の結晶と言えるでしょう。
そんな西都市では、地元の誇りであるピーマンを使い、新たな魅力を引き出す革新的な商品が次々と登場しています。ピーマンの可能性を最大限に引き出したご当地グルメは、地域の新しい名物として注目を集めています。
囲炉裏cafe灯×N-ami farm「ピーマンキムチ」
西都市街地から車でわずか10分。静かな田園風景の中に佇む「
囲炉裏 cafe
灯 」を訪れました。
ここで提供される「ピーマンキムチ」は、地元農家N-ami farmとのコラボレーション商品として注目を集めています。
N-ami farmさんのピーマンは、地産地消と安全性にこだわる灯の店主さんにとって「私のピーマンの常識を覆しました」と絶賛するほど、理想的な食材でした。
実際に「ピーマンキムチ」を食べさせていただきましたが、その食感と味わいに驚きました。ジューシーで肉厚、パリパリとした食感と、ピーマン本来の甘みと旨みが見事に引き出されています。キムチの味付けも辛みの中に深みが感じられて、ピーマンとの相性が抜群で美味しいです。
N-ami farmの代表、永友さんにお話を伺うと、農業に対する情熱が伝わってきました。
「農業は、天候・気温など毎日が違う環境で勉強ばかり。日々先を見て対応しないといけない。それをどう良くしていくか・乗り越えるかは、やはり今まで培ってきた経験(キャリア)しかないと思う。毎年毎年、実験実験の繰り返しです!それが楽しいんですよね。」
約7ヘクタールの農地で、メインとしてはピーマンとお米(ヒノヒカリ)、その他には きゅうり、スイートコーンなど多様な作物を栽培しています。
特筆すべきは、N-ami farmが全国的にも珍しい「NS乳酸菌」を土づくりに活用していること。この方法により、従来のピーマンよりも大ぶりで、苦みが少なく、しゃきしゃきパリパリの食感を持つピーマンが育つのだとか。
このピーマンキムチは、西都市の豊かな自然と、農家の努力、そして地元カフェの創意工夫が見事に調和した一品。
囲炉裏cafe灯とN-ami farmのアンテナショップでお買い求めいただけます。西都市を訪れた際には、ぜひ一度味わってみてください。
もりのふうアイス「パプリカーナ」シリーズ
西都原の四季を感じるアイスクリームショップ「もりのふうアイス」
店主の安藤さんが開発した「パプリカーナ」シリーズは、宮崎産ピーマンと県産パプリカを使用した独創的な商品ラインナップです。ソーダやスムージー、アイスクリーム、メレンゲなど、様々な形で楽しめます。
「西都市のピーマンを全国に広めたい」という思いを持って商品開発に取り組んできたという安藤さん。しかし、その道のりは決して平坦ではなかったそうです。「ピーマンの苦味をどう抑えるか、色をどう生かすか。何度も失敗を重ねました」と振り返ります。
さらに、フードロス削減にも熱心に取り組み、規格外の野菜を活用するなど、地元農家との協力関係を築きながら商品化を実現させたそうです。
「パプリカーナ」シリーズの特徴は、甘さを抑え健康的で満足感のあるデザートで「頑張る女性を応援したい」という安藤さんの想いが込められています。
実際に「パプリカーナ」シリーズのパブリソーダをいただきました。ほのかにビターなピーマンの風味と、3種類それぞれマンゴーの割合を変えているというソルベが絶妙でクセになる美味しさです。
爽やかな甘さなのでさっぱり飲めて、罪悪感なくあっという間に完食しました。もりのふうアイスでしか味わえない、栄養満点のドリンクです!
西都原古墳群からも近い場所にあるので、近くまで訪れた際にはもりのふうアイスでほっとひと息するのもいいですね。
えびす堂の「カラーピーマンパイ」
西都市の老舗和菓子店「えびす堂」が手がける「カラーピーマンパイ」は、地元特産のカラーピーマンを使用した画期的なスイーツです。
野菜、特にピーマンをお菓子に使用することは非常に難しいとされていますが、えびす堂は幾度もの試行錯誤を重ね、この独創的な味を生み出すことに成功しました。
実際に「カラーピーマンパイ」を試食させていただきましたが、その味わいに驚きました。
厚みのあるパイ生地と、ほのかに香るカラーピーマン、そして白あんにカラーピーマンを練り込んだ黄色いあんが絶妙なバランスで調和しています。優しい甘みでおいしいです。
えびす堂のこだわりは、製法にも表れています。白あんをピューレ状にしたカラーピーマンと共に炊き上げることで、ほのかにピーマンが香る絶妙なあんが生まれます。
また、赤いピーマンは色が濁るため使用せず、見た目、味、香りのそれぞれにこだわりが感じられます。
えびす堂のカラーピーマンパイは西都のお土産にもピッタリの商品です。
西都市ならではのピーマン×ご当地グルメをぜひ
西都市の特産品ピーマンを使った独創的な商品をご紹介しました。これらの商品には、地元の自然の恵みと生産者とお店の情熱が詰まっています。
ピーマンキムチ、パプリカーナシリーズ、カラーピーマンパイ。どれも西都市ならではの逸品で、地域の伝統と革新が融合した新しい食文化を体現しています。
西都市を訪れた際には、ぜひこれらのピーマン商品を味わって、新たなピーマンの魅力を存分にお楽しみください。