2025.04.04

『空への手紙』2023年4月4日は私にとって人生一最悪な日だった。母が田んぼの水路に倒れているところを兄が発見し、電話では『...

『空への手紙』

2023年4月4日は
私にとって人生一最悪な日だった。

母が田んぼの水路に倒れているところを兄が発見し、
電話では『低体温』って聞いてたから
温めれば大丈夫って思ってたのに
倒れた原因が脳出血で手の施しようがない状態だった。

それでも母は意識がない状態で二晩家族のために
家族が覚悟をする時間を作ってくれた。
そのおかげで私たち家族は今生活出来ている。
あの二晩がなかったら、私たちはどうなっていたことだろう。

この母が作ってくれた時間とお坊さんの言葉で
私は今がんばれている。

お通夜の日
お坊さんのお経が始まった瞬間、その場がざわついた。
すごく変わったお経で
『らんらんらんらんらん』から始まるものだった😅
初めて聞く人が多かったらしく、みんな笑いを堪えるのが必死で、私の叔母は『笑っちゃいかん』と持っていってたティッシュを丸めて耳に詰めたと言うくらい
本当に変わったお経だった。
なんでこんなお坊さんに頼んだんだろう💦って思っていたけど、まさかこのお坊さんに救われることになるとは。

お経が終わり、お坊さんが話し始めた。

『69歳。まだまだ若い。
こういう若い人が天に召されるのは、仏様が
「もうあなたは十分この世でがんばった。
こっちにきてゆっくり過ごしなさい」って仏様の近くに呼んじゃうんですよ。
でも安心してください。
あの世は、苦しみが一切なく、楽しいことしかない。
そういうところに逝かれたのですよ』と。

そうか。そりゃ仕方ないわ。
お母さん、誰よりもがんばってたもん。
そりゃーこっちで疲れただろうし、仏様に好かれるわ。
でも、あの世が楽しいとこなら、お母さんが幸せなら仕方ないか。
私らがいろいろお母さんに頼りっきりで、へなちょこ過ぎて、仏様も『そろそろ自分らでなんとかしろ』って
思ったんだわなー。
お母さん、がんばるねー今更だけど。見ててよ!

ってあの日、あの時思った。

それから夕焼けとかキレイな空をみると
『お母さん、そっちにいるんだねー☺️』って
空を眺めてしまう。

空に向かって思うことを作品にしてみた。

『 
  お空へいってしまったあなた

  お元気ですか?

  空を見上げていつも思っています。

  私もがんばってるよ
            』

最愛の方を亡くされた方。
きっとお空からあなたのことをみてくれていますよ☺️
※本ニュースはRSSにより自動配信されています。
本文が上手く表示されなかったり途中で切れてしまう場合はリンク元を参照してください。
  • 一九三工房

    一九三工房

    イクミコウボウ

  • 〒881-0033 宮崎県西都市妻2丁目21番地 児玉店舗2F

    TEL:090-9287-4828

    FAX:

  • 詳しく見る

NEW新着記事

TEL:090-9287-4828

INFO基本情報

CATEGORY記事カテゴリ